『おならうた』(絵本館) 原詩 谷川俊太郎 絵 飯野和好
「いもくって ぶ」「くりくって ぼ」「あるいて び」。
「ぶ」「ぼ」「び」って、実はこれ、み~んなおならの音。今回は全編おならの音の絵本。
なんか歌いたくなるような楽しいリズムの文章でしょ。これは谷川俊太郎さんの詩。飯野和好さんの豪快な絵が、おならの破裂音をさらに際立たせています。今にも臭ってきそうな迫力!
…とくれば、おなら好きな子ども達が、食いつかないはずがありません。「いや~」「くっさ~!」といいつつも、みんな大喜び。
お芋がおいしい時季におすすめの絵本。お好きな節回しで、読んでみてください。
(和歌山市民図書館司書 額田美那子)
(ニュース和歌山/2018年10月24日更新)