怖さ:0
家の妖怪
出没地域:和歌山市
2009年ごろ話題になった都市伝説に「小さいおじさん」がある。その名の通り、姿は中年男性、身長8~20㌢の妖怪で、見たら小さな幸せが訪れるなどと妖精的に噂された。全国で目撃例が後をたたず、筆者の知り合いも、風呂場やテレビの上、公園などで目撃している。中でも面白かったのが、キッチンで飼い猫がニャーニャーうるさかったので見に行くと、少し酔ったような小さいおじさんがテーブルの上に置いてあった牛乳瓶のふたをペロペロなめていた。驚いて「わっ」と声をあげると、転がるように消えたらしい。
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(ニュース和歌山/2018年12月15日更新)