走る、走る、また走る──。1月21日、全体練習がスタートし、いよいよ2019年シーズンが始動しました。毎年、この時期は走り込みを中心としたメニューとなりますが、今年は例年以上に走っています!
トレーニングはハードですが、みんなの動きは良いように感じます。年末年始のオフ期間も、個人個人で体を動かしていたのが感じ取れます。
昨シーズン所属した27選手中、契約を更新したのは13人で、引退・退団で抜けたのが14人。つまり、新たに多くの選手が入ってくるということです。チーム内での厳しい競争が始まるのが分かっているからこそ、自主練習にしっかり取り組んできたんでしょう。
新入団選手はすでに8人が決定しています。このうち30代が3人で、大卒選手含めて20代前半が5人。JリーグやJFL(日本フットボールリーグ)と上位リーグのチームに所属した経験のある選手が4人おり、全体的にしっかりとしていて、真面目な印象ですね。積極的に声を出して練習のムードを盛り上げてくれる先輩もおり、頼もしい限りです。
同じ関西リーグ1部のライバルチームは、日本代表経験者2人を含むJリーガーをがっつり獲得したり、ガーナ代表やキルギス23歳以下代表選手と契約したりと、話題を集めています。それに比べると、うちは地味に見えるかもしれませんが、各ポジション、バランス良く補強できていますし、協調性があって泥臭く戦える選手ばかりです。
ここ数年は優勝候補に挙げられることが多く、「勝たなければ…」との重圧がどこかにあった中、昨年の5位という結果を受けて迎える今年は、文字通りチャレンジャーとして臨めます。他チームの実績ある選手たちとの対戦を心待ちにしながら、4月の開幕に向け、きょうもしっかり走り込みます!
写真=今の時期は走り負けない体力づくりが基本です
(ニュース和歌山/2019年2月2日更新)