たくさんの乗客で賑わう和歌の浦停留場です。
明治四十二年一月十九日付け紀伊毎日新聞によれば、電車開通当初の和歌浦停車場の所在は和歌浦町明光橋西詰です。写真のように玉津島神社の近くまで線路が敷設され、ここが終点でした。
同年十一月には紀三井寺まで開通しましたので、今の国道四十二号から旭橋方面にカーブするところから南に延びていたこの短い線路は廃止されたのでしょう。
紀国堂=和歌山市ト半町38、県建築士会館1階=店主の溝端佳則さんのコレクションを紹介します
(ニュース和歌山/2019年4月13日更新)