チームとして、そして個人的にも覚悟をもって臨んだ関西リーグ1部、ティアモ枚方との開幕戦でしたが、勝利を手にできませんでした。当然、初戦は大事だし、2戦目まで1ヵ月あくことを考えると、勝ち星を挙げておきたかったのが正直なところです。

 雨の中の試合、2対0とリードしながら追いつかれ、後半37分に日本代表経験のある野沢拓也選手に個人技で決められました。その野沢選手、90分を通して見ると存在感がなかった時間帯が多かったかもしれませんが、最後に大仕事をするところはさすがです。

 相手のティアモは野沢選手を含め、この冬、元Jリーガーを大量に補強し、注目を集めるチームです。そこを相手に、長くボールを支配される展開でも粘り強く守って、ボールを奪えば素早く攻める。その戦い方が途中まではしっかりできていました。そこは自信にしていいと感じています。あとはリードした後にどう試合を進めるか。リーグ戦中断期間の1ヵ月を生かし、その課題を修正していきたいと思います。

 5月はリーグ戦が1試合、そして天皇杯の県予選決勝、それに勝てば1回戦と、最大3試合を紀三井寺公園で戦います。リーグ戦は連敗する訳にいきませんし、天皇杯は11年連続での出場がかかっています。ねらうはもちろん3連勝! 6月に向けて弾みがつく5月にします!

写真=野沢選手(左)をマークする三浦修選手⑭

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【4月の結果】
関西リーグ1部第1週
 2─3 ティアモ枚方
天皇杯県予選準決勝
 2─0 和歌山紀北蹴球団

【5月の公式戦】
天皇杯県予選決勝
 日時 12日㊐午後1時7分
 会場 紀三井寺公園陸上競技場
 相手 海南FC
天皇杯1回戦(県予選で優勝した場合)
 日時 25日㊏午後1時
 会場 紀三井寺公園陸上競技場
 相手 佐賀県代表
関西リーグ1部第2週
 日時 18日㊏午後2時半
 会場 紀三井寺公園補助競技場
 相手 阪南大クラブ

(ニュース和歌山/2019年5月4日更新)