和歌山県 医療情報ネットサービス

 大きな災害が起こった後、診療してもらえる医療機関が一目で分かるインターネットサービスを和歌山県が10月に始めた。県医務課は「災害時の混乱の中、正しい医療情報が県民の安心につながれば。積極的に情報を得て、周りで困っている人に伝えてほしい」と呼びかける。

 利用できるのは、県内で震度6弱以上の地震が発生した時と、災害救助法が適用する災害が発生した時のみ。災害拠点となる県内83病院と、透析診療所18施設の情報を掲載する。

 HP「わかやま医療情報ネット」内の「災害時の案内はこちら」を開くと、◯△×□マークが入った地図が表示される。◯は受診可能、△は救急のみ可能、×は不可、□は未入力で、マークをクリックすると病院名や住所、電話番号、診療科目・時間、透析・人工呼吸器患者の受け入れ状況などを閲覧できる。

写真=地図上に◯△×□のマークが表示される

(ニュース和歌山/2019年12月14日更新)