大北啓介「皆さん、こんにちは! いきなりですが、今年のアルテリーヴォは新キャプテンの下、JFL昇格を目指すことになりました。僕は今月でこのコラムを卒業ということで、今回は特別編とし、新キャプテンで、来月からこのコラムを担当する加納錬(れん)との対談です!」

加納「はじめまして、今年入団しました加納です。大北さんはこのコラム、2年書かれたんですよね?」

大北 「そう。毎月、その前の1ヵ月間を振り返り、次の1ヵ月に目を向ける、良い機会になったね。毎回、自分の顔写真が載るおかげで、外食中、声を掛けられることもしばしば。錬も悪いことでけへんで」

加納「しません!(笑)」

大北「ところで錬はなぜアルテリーヴォに?」

加納「去年までの2年間はJ3(Jリーグ3部)のSC相模原でプレーしていました。昨年11月、相模原を契約満了になり、最初にオファーをいただいたのがアルテリーヴォの強化部長でした。その後、いくつかのチームから声を掛けてもらいましたが、わざわざ神奈川まで足を運んでくれたのはアルテリーヴォだけ。最終的にその熱意で、お世話になろうと決めました」

大北「和歌山にはどんな印象を持っていた?」

加納「まず頭に浮かぶのは…智辯和歌山(笑)。高校野球が強いイメージです。国士舘大学時代の同級生、林祥太と大野敬介がアルテリーヴォにいたので、昨年の天皇杯、セレッソ大阪との試合はテレビで見ていました。攻守においてアグレッシブだなと感じました」

大北「錬は入団1年目だけど、厳しいプロのチームで培った経験がある。遠慮せず、熱いプレーでみんなを引っ張ってほしい。あと、仕事をしながらサッカーをするのは大変だけど、コンディション調整に気をつけて頑張ってもらいたい」

加納「相模原の前、JFLの栃木ウーヴァにいたときは幼稚園に勤めていたんで、仕事との両立は大丈夫だと思います!」

大北「幼稚園で働いてた時も丸刈りだったの?」

加納「いや、子どもが怖がるんで、丸刈りは禁止でした(笑)。今年のアルテリーヴォで丸刈りは一人。ぜひ試合を見に来て、この顔を覚えてください!」

大北「このコラム、僕は今回で最後ですけど、副キャプテンとしてまだまだ頑張りますので、加納共々、よろしくお願いします!」

写真=2020年の主将、加納(左)と副主将の大北です!

(ニュース和歌山/2020年3月7日更新)