江戸時代初期から串柿の里として知られるかつらぎ町の四郷で撮影しました。串柿作りが始まると、農家の軒先や周囲に、手作業で丁寧に仕上げられた柿が、玉のれんのように整然と並びます。400年の歴史と伝統を育む山里は、琥珀(こはく)色に染まり、訪れる人々を楽しませてくれます。昨年訪れた四郷の串柿まつりでは、300円で機械を使った皮むき体験ができました。昔は農家の奥様方が小刀でむいていました。1個むくのに数秒という速さでした。(写真・文章=和歌山市 ゆーしょーさん)
※第2、第4水曜号掲載
現在
写真=プラスチックの屋根に替わった
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(ニュース和歌山2015年1月28日号掲載)