干しえのきのお吸いもの

―― 自宅で挑戦!干しえのき ――
 家の庭やベランダの日光が良く当たる、風通しの良い場所で、えのきをザルや干し野菜ネットに並べ、2〜3日干すと干しえのきが完成します。洗濯物と一緒に干すだけで、うま味と香り、食感が向上します。
材料(2人分)

・干しえのき………………5㌘ (長い場合は半分にカット)
・出汁………………………400㏄
Ⓐうすくちしょうゆ………小さじ1
Ⓐ酒…………………………小さじ1
Ⓐ塩…………………………少々
・干しわかめや麩など好きな具材 ……適量

作り方

①出汁を鍋に入れて火にかけ、を加えて味を調える。
②干しえのきをサッと洗い、水を切っておく。
③ ②の干しえのきと、他の具材を器に入れておく。
④①を器に注いで完成!

野田さんより

 えのきを干すことでかみ切りやすく、独特のシャキシャキ感が生まれ、口の中で音がなるほどはじけます。生に比べ、ビタミンDは2倍、うま味成分のグアニル酸が13倍に。内臓脂肪を減らしてくれる働きがあるエノキタケリノール酸や、食物繊維が豊富で、ダイエットにも良いですよ。

講師プロフィール

野田智也さん…県内初のかんぶつマエストロで、3時のかんぶつ屋さん店主。栄養価の高い乾物を使ったスイーツや料理を考案。3時のかんぶつ屋さん(海南市藤白189─1、火〜金=午前11時〜午後6時、土=午前10時〜午後5時。073
・482・3424)。

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かんぶつマエストロの野田智也さん、野菜ソムリエの吉村隆さんが紹介する「王子のレシピ」は第2、第4水曜号掲載。次回は2月25日号です。

(ニュース和歌山2015年2月11日号掲載)