Q.1 ストレス解消法は?
A.「食べる」と「運動」で半数
大なり小なり、ほとんどの方がストレスを抱えていることでしょう。解消法を尋ねたところ、「食べる」が3割近くを集めました。「食べると嫌なことを忘れる」という方が多数で、「めんが好き。大盛りを食べて満腹になるとスッとする」(60歳女性)という方も。「その結果、こういう体型になった」(58歳男性)、「太って悩んでまた食べて太って悩んで…」(57歳女性)。食べ過ぎにはご注意を。
2位は健康的な「運動する」で、「汗を流すとすっきりする」との声が多く聞かれました。手軽なウォーキングのほか、水泳にゴルフ、テニスにエアロビクス、ラジオ体操…。「バス停2つ、3つ分歩いて帰るとリフレッシュ」(36歳女性)。なるほど、帰宅時に使えるアイデアですね。
3位には「寝る」がランクイン。32歳男性は「睡眠にて無の境地に至る。現実逃避
!」。つらいときは一時避難し、再び立ち向かう気力を養うことも大事です。
4位タイの「おしゃべり」は19人でしたが、「食べる」と答えた人の中にも「おしゃべりしながら」が15人いましたので、気の合う友人との会話は効果的なよう。注目は「ウインズのCDを聴く」(52歳女性)、「子どものスポーツや和歌山トライアンズの応援をする」(41歳女性)のおふたり。和歌山県民の鑑(かがみ)です。
和歌山市保健所保健対策課こころの健康対策班…ストレス解消には「バランスの良い食事」「適度な運動」「睡眠」が効果的で、この3つが上位に入りましたね。ほかにも趣味や生きがいを生かした様々な解消法が見受けられ、皆さんそれぞれの方法を持っていることが分かります。5人があげていた「笑う」も大事なこと。笑うと体の免疫力が上がると科学的に証明されています。こころの健康対策班では精神保健福祉に関する相談を受け付けています。問い合わせは073・488・5117まで。
写真=会話しながらの食事も人気の解消法
(ニュース和歌山2015年2月25日号掲載)