幸せ感漂うピンクが人気
一番は、春らしいピンク。「かわいい、優しい」と20〜80代の幅広い女性に人気です。「桜色で人に思いやりと優しさを伝える」(45歳女性)、「小さいころからよく『幸せになるように』とピンク色の服を着せてくれた母との思い出の色」(36歳女性)など幸福感を連想させるようです。
青は「海と空が好きだから」(8歳女性ほか39人)が理由にあがりました。「落ち着く」(39歳男性ほか12人)や、「学生のころに新幹線が開通し、〝新幹線ブルー〟と青がはやった。当時、青色のスーツを作った」(70歳女性)との思い出も。
3位の緑は「大自然を想像し心が豊かになる」(47歳男性)など山や森からのいやしをイメージする声が圧倒的です。「目に良い」(55歳男性ほか9人)との答えもあります。
「元気が出る」(85歳女性ほか56人)の声が多い赤は、149人に支持されました。「赤のいちご柄、ドット柄が好き」(15歳女性)といったかわいらしい声や「東方神起の応援カラー」(41歳と49歳女性)と好きなアイドルグループを理由にあげます。
続いて、「金運アップ」(36歳女性ほか5人)、「風水でとても良い色」(60歳と63歳男性)など運勢アップがねらえそうな黄色が104人いました。
カラーリストの加藤梨紗さん…ピンクが一番人気なのは、今の時期、桜をイメージしたり、桃や梅など身近に感じられる色だからかもしれません。「優しさ、愛、アンチエイジング」などの意味合いや色彩効果があり、日常に取り入れてほしいです。青と緑は海と山に囲まれている和歌山県、親近感と安心感を持てる色なのでしょう。「赤が好きな人はお肉好き」と言われることも。牛肉消費量上位の県というのも関係しているのかもしれません。もうすぐ春本番。色々な花が咲くように、様々な色を取り入れて、生活に彩りを加えてみてはいかがでしょうか?
(ニュース和歌山2015年3月11日号掲載)