読者のみなさんに協力頂いたアンケート結果から、和歌山に暮らす人の本音や関心を探るコーナー「和歌山よもやまリサーチ」は今号から3面に引っ越しました。毎月第2・第4水曜号で、和歌山のあれこれを楽しく探っていきます。
今回は、スーパーやコンビニエンスストアで買い物するともらえるレジ袋について聞きました。近年は環境保全への意識が高まり、エコバッグ持参が推奨されています。
無料配布に「賛成」は過半数。「菜園で収穫物を入れる」(68歳女性)、「犬の散歩に使う」(38歳女性)、「育児中なのでオムツを替えるときに」(29歳女性)と有効活用しているとの声が目立ちました。
「反対」の22%は、「資源を大切に」(40歳女性ほか多数)、「長い目で見ればゴミの減量、地球温暖化防止に役立っている」(61歳女性)と未来の環境を憂う人が大多数です。「エコバッグはかわいいものもあって、おしゃれで楽しい」(54歳女性)という人もいました。「どちらでもない」20%からは「持参した袋に入りきらないときがある」(66歳男性)との声が挙がりました。
和歌山県環境生活総務課、小崎理恵子さん…和歌山県では2009年からレジ袋の一部有料化が始まりました。リサーチ結果は賛成の声が上回りましたが、少しずつエコバッグの持参が浸透しているようにみえます。6月は環境月間。目に見える身近なエコ活動として日常に取り入れてもらいたいですね。
(ニュース和歌山2015年5月27日号掲載)