関西の〝おばちゃん〟は必ずカバンに飴ちゃんを入れていると言われますが、果たして和歌山の実態は…。本紙読者を対象にアンケート調査したところ、男女合わせた回答者536人中、56%が「入っている」と回答。中でも40〜70代女性は64%と所持率が高いとの結果が出ました。
持っていた割合は、男性38%に対し、女性は62%。年代別、男女別の所有率は左表の通りで、70代は女性が73%、男性も65%と、男女とも高いことが分かりました。
持ち歩いている理由で多かったのは「人にあげるため」。61歳女性は「出先で知り合った人にあげると、場をなごませられる」、35歳女性は「『飴ちゃんいる?』と、いつでもどこでも飴交流! 飴から広がる友達の輪!」。コミュニケーションに必須のアイテムとなっているようです。
ぶらくり丁にある菓子のスーパー「シープ」の竹田美和さん…うちで飴を買われる方も女性が中心ですが、昔に比べると男性が増えています。「たばこをやめて口が寂しい」という方が多いですね。冬は甘い飴が売れ、暑くなるこれからの季節はさっぱりしたレモン系や熱中症対策のための塩飴が人気です。
(ニュース和歌山2015年6月24日号掲載)