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 総務省の家計調査で、2012〜14年にチーズの購入額が全国で最も少なかった和歌山市。果たしてチーズが嫌いなのか? 本紙読者対象の調査では「好き」が9割でした。

 素直に「味が好き」、また「栄養豊富で健康に良い」との理由のほか、目立ったのは料理に便利との声。「何かに加えると上品な味になる」(61歳女性)、「子どもがチーズ好き。親子丼に入れると洋風になり好評」(41歳女性)のほか、「料理に使うと味が良くなり、下手な料理がごまかせる」(57歳女性)という人もいました。

 一方、「嫌い」とした人にも「スティックチーズは嫌いだが、チーズケーキは好き」(51歳女性)、「チーズフォンデュは食べられる」(58歳女性)などコメントがちらほら。全く受け付けないという訳ではないようです。

 紀の川市桃山町でチーズ専門店コパン・ドゥ・フロマージュを営む宮本喜臣さん…「好き」の割合が思っていた以上に多かったのがとてもうれしかったです。ナチュラルチーズといっても何千種もあり、味わいも様々。一人ひとりの好みに合うチーズを提案できるお店にしていきたいと今まで以上に感じました。ぜひ食事に、おやつに、酒のつまみに、ライフスタイルに合わせ取り入れてもらいたい。

(ニュース和歌山2015年10月14日号掲載)