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 地震や病気など、いざという時、頼れるご近所さんがいると心強いもの。

 「親の代からの付き合い。おかずのやりとりはもちろん、農作業も互いに手伝っている」(67歳女性)、「この地に住んで39年。急な雨では洗濯物を取り込みます。おかずのおすそ分けも」(63歳女性)と、長い付き合いならではの信頼関係がうかがえます。「同じ年代の子どもがいる」(43歳女性)、「犬を通じて親しくなった」(57歳女性)と言う人も。26歳男性は「普段から野菜や魚をいただいたり、一緒にマラソンしたり。年齢は30近く違うけれど心の距離は近い」。和やかな交流をされているのでしょうね。

 「いない」人は4人中1人。最多の理由は「最近引っ越したばかり」(31歳女性ほか)。このほか、「高齢者が多く頼りにならない」(71歳男性)、「共働きで家にいない」(60歳女性)との声が目立ちました。

 子育て世代と高齢者をサポートするWACわかやまの中村富子さん…付き合いを大切にしている方が多く素敵ですね。女性に比べ、男性は近所付き合いが苦手。家にこもらず、小さなボランティア活動での地域デビューをすすめます。頼れる人がいない人は、サポートしてくれる市民団体などを調べておきましょう。
(ニュース和歌山2015年11月25日号掲載)