9月の防災月間に合わせ、「もしも地震が発生した時、一つだけ持って逃げられるとしたら何?」と読者対象にアンケートを行った結果、スマートフォンを含めた携帯電話が断トツ1位にあがりました。少数派では、それぞれに思いのこもった〝宝物〟があるようです。 (回答数130)
1位 携帯電話・スマートフォン…………32人
●助けを求められるから(65歳女性)
●家族や友人と連絡が取れる(32歳女性)
●いつも身近にあり、情報が得られる(57歳女性)
2位 現金・預金通帳…………26人
●何と言っても金がないと!!(80歳男性)
●他の地方へ移住しなければいけなくなった時にやっぱり必要(43歳女性)
●空き巣に入られて盗まれたら困る(69歳女性)
3位 ペット…………19人
●亀のしのぶちゃんは家族の一員です(62 歳女性)
●17歳の老犬ですが、大切な家族であり、話し相手だから(60歳男性)
4位水 …………11人
●水だけで生き残れると聞いた(25歳女性)
5位 ラジオ…………7人
●情報収集に役立ち、被災時に人の声で癒やされる (65歳女性)
●自分で発電できるラジオは、充電式の携帯電話より長く使えて役立つはず(30歳女性)
6位 非常持出袋…………6人
●必要最低限の物が入っている(80歳女性)
7位家族…………4人
●一番大切な人、夫です(51歳女性)
●自分の命より大切な子ども(29歳女性)
●妻。一緒にいると明るい気持ちになり、周りをハッピーにする(27歳男性)
8位以下の声
●あめ袋…みんなで分けられ、食事がなくても少しはもつ。人間は助け合いたい(63歳女性)
●息子たちへの誕生日プレゼント…家族で毎年祝う誕生日。再会を願い持ち出す(57歳女性)
●系図…先祖からの長い歴史の再生は一度失うと難しい(72歳男性)
●位牌(いはい)…家族だったし、大切な物(67歳女性)
●家族写真…辛くても、見たら和むから(43歳女性)
●バイクのヘルメット…食事はなんとかして調達できそうですが、行動時の落下物がとても怖いと聞いた。すっぴんも隠せる(25歳女性)
●アイブロー…眉が薄いので(57歳女性)
(ニュース和歌山2016年9月3日号掲載)