関西リーグ1部、6月からの悪い流れを止められず、連敗が4に伸びてしまいました。後期に入った7月の2連敗は、いずれも前期に勝利した相手。チーム状態がそのまま結果に出てしまいました。

 連敗中は攻撃の形を全くつくれませんでした。個人の技術に頼ってしまう場面が多く、特定の選手が止められると機能しなくなりました。

 その反省から、全員攻撃の意識を持って臨んだ全国社会人選手権関西大会は、少しずつ良いプレーが出てきました。いろんな選手がボールに絡む。そんなサッカーがアルテリーヴォには合っていると改めて感じました。

 1回戦はシュート31本(相手は3本)、決勝は22本(同2本)。決定力に問題はあるけれど、シュート数が多いということは、ゴール前までボールを運べている証拠であり、ゴールへの積極性も表れていると前向きに考えています。

 今年のチーム、何かをきっかけにまだまだ化ける可能性があると感じます。その〝何か〟は何なのか? 連戦、遠征を経験し、チーム内のコミュニケーションが増えることが一つかも知れません。

 8月はまず、和歌山県成年男子代表として、国体近畿ブロック大会を戦います。10月の国体本大会は決勝まで進めば4日連続の試合となります。チームの成長のため、連戦は大歓迎です。

 ちなみに今年の国体、開催地は僕の故郷、愛媛県。個人的には出たい気持ちが大きいです。今月はまず国体出場権を獲得して勢いに乗り、8月下旬と9月のリーグ戦残り5試合に臨みたいと思います! 

7月の試合結果

◎関西リーグ1部

 第8週 ●0─1 セントアンドリュース

 第9週 ●1─3 ティアモ枚方

◎全国社会人選手権関西大会

 1回戦 ○5─2 YSC尼崎

 決 勝 ○5─0 京都伏見蹴友会

(ニュース和歌山/2017年8月5日更新)