左の円グラフは、とある農産物の収穫量です。全国では5910㌧で、このうち和歌山県はトップの2330㌧。4割近いシェアですね。2位は鹿児島県の1180㌧。上位2県で6割を占めています。.

 この農産物、農林水産省は2012年まで、別の農産物とまとめてデータを取っていたため、単独の数字があるのは13年からです。和歌山県の全国シェアは13年、14年とも4割強で、3年連続の1位でした。

 ハウスと露地栽培を組み合わせ、年明けから5月ごろまで出荷され、これからが最も多くなるこの農産物は何でしょう? 県内では印南町や御坊市、日高川町で栽培が盛んですよ。

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この数字な〜んだ?答え

 和歌山県が全国シェアの4割と日本一の収穫量を誇る農産物、答えは「グリーンピース」でした。

 農林水産省は2012年まで、「さやえんどう」としてまとめて調査していました。翌13年からは、さやごと食べるさやえんどうと分類し、実を食べる実えんどうをグリーンピースとして集計しています。

 統計上のグリーンピースには、和歌山県農業協同組合連合会が商標登録している独自ブランド「紀州うすい」など、うすいえんどうが含まれます。ちなみに、みどりの日の5月4日は「うすいえんどうの日」。なお、さやえんどうの収穫量でも和歌山県は4位(15年)に入っています。

(ニュース和歌山より。2017年4月29日更新)