おしゃべり上手な5羽
「話す動物」と聞くと何を想像しますか? 今回はおしゃべり上手な5羽を紹介します。
❶アオボウシインコ「ノッコ」
くちばしの上がわずかに青いインコで、音を学習し、人の言葉をまねします。気まぐれな性格で、その時の気分でしゃべらないことも…(笑)。笑い声の物まねで、お客様を笑わせます。
❷ルリコンゴウインコ「ジロウ」
インコの中でも最大級の大きさを誇り、言葉や芸を覚えるのが得意です。「バイバーイ」と声をかけると片足を上手にあげて“バイバイ”、「バンザーイ」と言えば、きれいなルリ色の羽を広げお客様を魅了します。温和で人なつっこいです。
❸タイハクオウム「ハク」
フレンドリーでコミュニケーション能力が高く、うれしい時は身体を上下に動かします。人を観察して受け答えをしているようで、自分から“ハク~”と陽気に話しかける姿を目にします。基本的には大きな声が苦手なため、緊張や恐怖など興奮すると頭上の飾り羽(冠羽)が大きく立ち上がることも。
❹キバタン「エル」「シロ」
白色の体に黄色い冠羽が特徴のオウムです。2羽とも好奇心おう盛で、話すのが大好き。エルは“ゲロゲロパッ♪”とリズムに乗せておしゃべりし、シロは「お名前は?」と聞くと“シロちゃん”と答えてくれます。
性格や知能、色味は様々で、十人十色ならぬ“十羽十色”。ノッコ、ジロウ、ハク、エル、シロは、童話園や水禽園の各園舎にいるので、一度、じっくり観察してみては? 意外な言葉を聞けたりするかも…。ただし、大きな声でなく、優しく話しかけてあげてくださいね。分からないことは飼育員にお声がけください。「お城と、ZOOっと」のキャッチフレーズとクマの絵を描いた深緑色のポロシャツが目印です。
(ニュース和歌山/2021年8月14日更新)