目標にしていたJFL(日本フットボールリーグ)昇格へ、出なければならない11月の全国地域チャンピオンズリーグ。新型コロナウイルスの影響で参加条件が変更され、出場できるわずかな可能性に期待していましたが、思いは届きませんでした。

 これで今年の公式戦は全て終了です。正直、気持ちの切り替えは難しいものの、僕たち選手のサッカー人生は続きます。毎日の練習、週末の練習試合と、シーズン中同様、高い意識で取り組む選手が多く、主将として頼もしく感じています。

 そんな中、うれしいニュースが飛び込んできました。弟分、中学生年代の選手たちでつくるアルテリーヴォジュニアユースが頑張っています。チーム発足7年目の今年、和歌山県リーグ1部で初めて2位に入り、関西の強豪チームと対戦できる2大会への出場権を得ました。

 勢いとまとまりのあるジュニアユースを率いるのは阿部巧也監督です。トップチームの元選手で、主将も務め、僕も2年間、一緒にプレーさせてもらいました。そんな阿部監督のカラーが浸透した今年のチームは、普段から非常に元気が良く、あいさつをはじめ礼儀がしっかりしており、僕たちの公式戦では会場の設営を積極的に手伝ってくれます。

 あっ、大事なことを忘れていました。11月20日㊏に和歌山県立体育館でファン感謝デーイベントを開きます。〝ありがとう〟の思いを込めた催し。ぜひお越しください!

写真=ジュニアユースにも注目を

(ニュース和歌山/2021年11月6日更新)