怖さ：３
出没地域：和歌山市
海の妖怪
Ｙさんが和歌山市内の防波堤で夜釣りを楽しんだ後、駐車場へと向かったのが午前２時ごろ。途中、辺りは真っ暗。波の音が静かに聞こえる中、重なって子どもの笑い声が耳に入ってきた。「こんな時間に子ども？」と不思議に思い、車へ急いだ。次の瞬間、着ていたパーカーのフードを後ろに引っ張られて、尻餅をついた。すると、また子どもの笑い声が。声がした方に目をやると、４歳ぐらいと見られる着物姿の女児が高笑いでこちらを見ている。Ｙさんは怖くて、やたらと重い体を引きずりながら、やっとの事で車まで逃げた。駐車場で外灯の下、ギョッとした。フードに大量の石が入っていたからだ。
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（ニュース和歌山／2022年1月22日更新）
