毎日、ご飯をしっかり食べていますか? 和歌山人の興味・関心を読み解く「よもやまリサーチリターンズ」。今回のテーマは「好きなご飯のお供は?」です。

 1位は38票を獲得した梅干しです。北京冬季オリンピックで、カーリング女子日本代表が試合途中、栄養補給に食べ注目されました。県の名産品だけあって、「小さいころから食べ慣れている」(40代女性)、「和歌山県民だから」(50代女性)との声が届きました。このほか、「日本の食を最後にまとめてくれる味」(70代女性)、「夏の塩分補給に」(30代男性)など。読んでいるだけでツバが…。

 2位は漬け物。漬ける野菜で味も食感も様々です。「紀の川漬はほんのり甘くて、どれだけでも食べられます」「うっすら塩味のきゅうりの浅漬けは、歯ごたえがたまらん」(どちらも50代女性)。自家製が一番との声も寄せられました。

 4位の味付けのりは、パリっ子や友ヶ島海苔(のり)をご飯に巻いて食べるのが和歌山流。「甘じょっぱい味と、パリパリ感が好き」(50代女性)、「昼ご飯に必須」(70代男性)と人気です。

 和歌山発祥の金山寺味噌もランクインしました。「還暦を過ぎておいしさに目覚めた」(60代女性)「亡くなった主人が好きで、私も食べるように。白身魚にも合います」(50代女性)、「いろんな具材が織りなす味が好き」(50代男性)。

 食べ方にこだわりがある人からは、「子どものころ、ツナ+ポン酢を試し、大好きに」(50代女性)、「バターとかつお節、しょう油のマッチングが最高」(60代女性)など。コメントの熱さに、今すぐほかほかご飯が食べたくなりますね。

米専門店ライスガーデンの宮垣章子さん

 どれも白米と相性ぴったりですが、堂々1位が梅干しというのが和歌山らしいですね。トップ10入りした味付けのりや金山寺味噌、しらすも地元の味。炊き立てご飯に乗せてほお張る時のおいしさは、日本人としての幸せを感じます。

(ニュース和歌山/2022年4月9日更新)