怖さ: 4
里の妖怪
出没地域:白浜町

 人々に天災や疫病などの災いをもたらす神のこと。また、刑死、討死、あるいは恨みを残して死んだ人の怨念を神としたものとされる。しかし、そのようなものも祀ることで、守護神として信仰される場合がある。白浜町瀬戸にある紀州田辺藤九郎の祠はこの類であるらしい。藤九郎とは安達藤九郎盛長のことで、源頼朝の家来。盛長が流罪となってここに漂着し、神と祀られたとも、髑髏がよく流れ着くので、その魂を鎮めたとも、南方熊楠は説いている

 

 

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(ニュース和歌山/2022年10月29日更新)