その道の〝達人〟に技術や文化を教えてもらう「THE伝授」。環境月間の6月は「おばあちゃんの知恵袋」として、和歌山市生活学校連絡協議会の山路さよ子会長(写真)に地球に優しい取り組みを聞きます。
Q 壊れた古い傘の活用法は?
A エコバッグに変身!
軽くて防水性がある傘の布は、小さく折りたためるのでエコバッグに最適。布を骨から外して洗い、糸をほどいて三角の布に分けます。糸をほどくのが面倒なら、ハサミで切っても良いですよ。
三角布4枚を上下互い違いに縫い合わせて筒状にし、底を縫って余り布で持ち手を付ければ完成。傘の布は通常8枚ですので、バッグが2つできます。傘のサイズやデザインによって、カラフルで華やかにもシンプルでシックにもできます。大きさも自由に調整してください。
Q 牛乳パックの使い道は?
A まな板代わりや収納に
牛乳パックはよく洗い乾燥させます。魚や肉などにおいがついているものや、脂の多い食材を切るときは、パックを切り開いて、まな板代わりに使うと、後始末に手間がかからず便利です。使い捨てできるので、まな板の細菌繁殖も防げます。
また、大根やニンジン、キュウリ、ホウレン草などを立てて保存できます。長持ちし、野菜室の汚れ防止に役立ちます。さらに、木炭を入れておくと、庫内の消臭効果が期待できます。
次回は、意外と落ちる簡単掃除法です。
和歌山市生活学校連絡協議会 山路さよ子
(ニュース和歌山/2023年6月3日更新)