読者アンケートで和歌山人の本音、関心を読み解くコーナー。今回のテーマは「動物園で見たいのは？」です。

　結果は、２位の３倍近く得票したパンダの圧勝でした。「かわいい」が最多の中、「動作がゆったりし癒やされる」（40代女性）、「ほっこりする」（50代女性）との声や、「和歌山の象徴」（30代女性）と地元の誇りと考える人もいました。

　２位のゾウは、「存在感が一番」（60代男性）と迫力を求める人や、「優しい目」（60代女性）と雰囲気にひかれる人。さらに、３位のペンギンは「歩く姿が愛らしい」（50代男性）、「すいすい泳ぐ」（50代女性）と動きに魅せられた人のほか、「涼しい気分になれる」（40代男性）と、夏ならではの反応も。

　サルには「親子や集団の様子がおもしろい」（60代女性）、ゴリラには「自分を見ているよう」（60代男性）と感じる人も。キリンは「大きいけど穏やか」（50代男性）なのが人気です。

　また、ライオンには「百獣の王」（50代女性）、トラも「強そう」（40代男性）と、憧れが見えました。

　圏外では、ナマケモノに「何を考えているのか」（40代女性）、豚に「愛らしい顔」（70代女性）など、「癒やし」を求める人が多数いることも判明しました。

 

和歌山城整備企画課動物園担当 西口江里香さん

　１位は皆さんアドベンチャーワールドのパンダを思い浮かべるようです。ゾウは、みさき公園にいたのを懐かしむ人が多いからでしょうか？　ペンギンについては、お城に10羽のフンボルトペンギンがいて、９月18日までの土日祝、赤ちゃんの「ハル」をタッチできます。なお、クマのベスト10入りは、お城に代々ツキノワグマがいるからかも。

（ニュース和歌山／2023年8月12日更新）