関西サッカーリーグの全日程が終了し、僕たちは優勝することができました。ここから次のステージの戦いで、関西王者の自覚と責任を果たせるよう、そして11月の全国地域チャンピオンズリーグで悲願のJFL昇格を達成するため、さらにレベルアップしないといけません。

 10月は国体、全国社会人サッカー選手権と、全国のチームと真剣勝負できる貴重な機会があります。個人的には、今月の戦いが今年を笑って終えるための鍵になると思っています。

 その中でチームに貢献してくれると期待されるのが次の4人です。着眼大局の視点でチームの潤滑油となる柴田悠登選手、確かな技術とビジョンで攻撃を活性化させる音田幸四朗選手、対人の強さと攻撃参加でアグレッシブに闘う二木勇樹選手、攻撃を創り出すプレーメーカーの馬場悠(るか)選手。周りを輝かせることができる4人です。

 10月も一人ひとりが力を出すことで、個人で勝り、チームで戦います。短期決戦、個人の調子が上がらないことがあるかもしれません。しかし、そんな時こそ楽しむ余裕を持って突き進む必要があります。その時、その状況を理解し、全力で自分のできることを出す。自信と覚悟を持って──。

【9月の関西リーグ1部結果】
第12週 ○1─0 おこしやす京都AC
第13週 △4─4 チェント・クオーレ・ハリマ
第14週 ○1─0 飛鳥FC

【10月の公式戦(県内のみ)】
THE KSLアストエンジカップ1次リーグ第2戦(相手・飛鳥FC)
日時 28日㊏午前11時
会場 桃源郷運動公園

(ニュース和歌山/2023年10月7日更新)