赤ちゃんすくすく成長中
先月まで『ペンギンの「ハル」と遊ぼう』を1日10組限定で開催していました。ハルは今年の4月に和歌山城公園動物園で生まれたフンボルトペンギンの赤ちゃんで、「ハツ」と「ココ」の子どもです。
生まれたばかりのころは、親がやわらかくしたごはんを口移しでもらっていましたが、5月からは飼育員が手伝いながら、豆アジを1人で食べられるよう練習しました。最初は魚の形をしたものを飲み込むのが難しかったのか、何度も口から出してイヤそうにしていましたが、練習して少しずつ食べられるようになりました。今ではほかのペンギンたちに混じって、エサの取りあいをするほどです。
イベントでは、ハルの背中などを触ってもらえるようにしました。ペンギンの赤ちゃんを間近で見られる貴重な機会であったためかとても人気で、受付を開始してすぐに定員に達することも多く、親子連れを中心に約2ヵ月間で合計156組に来ていただきました。ご家族で記念撮影をしたり触れ合ったりと、みなさんとても楽しそうで、「意外とツルツルしてるよ」「翼が硬いね」と言いながら、笑顔でハルを可愛がってくれました。
めっきり涼しくなり、モルモットやハムスターなどの小動物、ロシアリクガメ、ヒョウモントカゲモドキといったは虫類、紀州犬の皐月(さつき)と絢芽(あやめ)とのふれあい体験が復活しています。毎週㊏㊐の午前11時と、午後2時半の2回実施しているので、よければ足を運んでみて下さいね。
(ニュース和歌山/2023年10月21日更新)