和歌山城内を巨大なすごろくに見立てたイベント「忍×忍(ににん)が忍(しのび)大集合~五十五万五千石を集めよう」が2月21日(日)に開かれる。主催は和歌山城を訪れた人の登城をサポートする城プロジェクト。同会の川島寛子さんは「忍者やお城について、楽しみながら学んでほしい」と参加を呼びかける。
忍者にふんしたスタッフが、車いすやベビーカーの来城者を天守閣前広場まで案内する城プロジェクト。2015年10月に発足した日本忍者協議会に和歌山市が加盟し、今回は2月22日の「忍者の日」にちなんで企画した。
岡口門や天守閣前、一の橋など8ヵ所に設けたポイントを、特製のサイコロで巡る。それぞれに城の歴史や特徴に関するクイズを用意しており、正解すれば石高を獲得。じゃんけんに負けると石高が奪われる忍者や、ボーナス石高をもらえる姫などが道中出現し、55万5000石に達するとクリアとなる。
無料。午後0時半に二の丸集合。2~5人のグループで、4歳~小6と18歳以上を各1人は含むこと。忍者衣装持参(無料レンタルあり)。希望者は市和歌山城整備企画課(073・435・1044、FAX同435・1150)。当日は忍者の日&吉宗公将軍就任300周年記念缶バッジの販売(300円。忍×忍が忍〜の参加者は贈呈)、風船の刀や折り紙の手裏剣作り無料体験もある。
(ニュース和歌山2016年2月6日号掲載)