ニュース和歌山は3月、子どもたちが新聞の面白さにふれる機会をと、「ニュース和歌山小学生新聞」を創刊。和歌山市内の小学校を通じ、児童ら約2万人に無料で配布しました。
1964年の創刊以来、半世紀以上にわたり新聞発行を続ける中、地域貢献に一層力を入れるため企画したのが小学生新聞です。創刊号は、1面で〝和歌山市の日本一〟を特集。このほか、「あのニュース・あの言葉なーに?」、工場などをレポートする「わかやま何でも探検隊」など盛り沢山の内容で、漢字には全てふりがなを付けています。
同市湊の湊小学校5年1組では配布早々、興味津々に新聞を広げていました(写真)。関心が高かったのは、各校の特色ある取り組みをまとめた「学校自慢」のページで、浦野未優さんは「山東小学校の記事で箱の中身を当てるミステリーボックスの写真が印象的でした」、田谷奏翔(かなと)くんは「雑賀小学校の記事『名人さん集まれ』、いろんな特技を持った子がいるんだなあと驚きました」、久保早瑛子さんは「友達がいる福島小学校の記事も載っていました。いろんな小学校のことを知れて面白かった」とにっこり。中村典弘校長は「子どもたちが活字に親しむ機会になります」と喜んでいました。
小学生新聞は学期末に年3回、発行する予定です。
(ニュース和歌山2016年3月5日号掲載)