和歌山市の魅力を伝え定住促進につなげようと、市と和歌山大学が協力し制作していた動画『おかえりなさい』が完成。インターネットの市公式ユーチューブチャンネルで公開している。
動画は約7分。都会の大学に進んだ男性が、卒業前に彼女を連れ和歌山市に戻るシーンから始まる。加太や和歌山城、片男波などを巡るうち、彼女がまちの雰囲気を気に入る物語(写真)。テーマソングは、和大卒のミュージシャン、宝子がピアノで弾き語る。
制作に当たった学生自身が、撮影場所を巡り、風景に懐かしさや温かさを感じ、その思いを映像に仕上げた。脚本担当の教育学部2年、光橋いぶきさんが「和歌山市はだれにとってもふるさと」とイメージし、「おかえりなさい」をタイトルにとった。
市は、インターネット広告を打ち、首都圏でのイベントで流して10~30代の若者に市をPRする方針だ。
(ニュース和歌山2016年3月26日号掲載)