30代の経営者らでつくる「チーム3℃(サンドシー)」は、商店街に集まり、集団で買い物して回るイベント「キャッシュモブ」を4月23日(土)午前11時、和歌山市和歌浦中の明光商店街で実施する。買い物後はビーチバーで交流会を開催し、作家がレシートを使ってアートを制作する。
買い物を通じて地元の商店を応援しようと、これまでぶらくり丁や七曲商店街(写真)で3回、キャッシュモブを開催した。決めた日時に集まり、複数の個人商店を回りながら、1人最低1000円ほどの買い物をするのがルールだ。
今回は買い物後、買った食べ物1品を持ち寄って新和歌浦のバグースで交流する。昨年、県立近代美術館でドローイング作品を披露した県出身の若手美術家、伊藤彩さんが参加し、買い物の際に受け取ったレシートを使ったアート作品をその場で制作する。県環境学習アドバイザーの平井研さんによる海の生き物にまつわるクイズやゲームも。野上洋平実行委員長は「集客300人を目指します。みんなでピクニックのように楽しみましょう」と呼びかける。
交流会は500円、高校生以下無料。キャッシュモブに参加できない場合、県内の個人商店で買い物したレシート持参。申し込みは前日までにメール(cashmob.wakayama@gmail.com)。
(ニュース和歌山2016年4月16日号掲載)レシートがアートに変身 23日 キャッシュモブ