リオデジャネイロ五輪を8月に控え、競泳競技に出場する日本代表選手が6月6日(月)〜12日(日)、和歌山市秋葉町の秋葉山公園県民水泳場で強化合宿を行う。練習を公開する時間も設けており、県水泳連盟の山本芳一広報委員長は「水泳をしている子どもたちはもちろん、他競技をしている皆さんにも、五輪に向けて練習に打ち込むトップ選手の気迫や練習時の緊張感を感じてもらいたい」と話している。
昨年の紀の国わかやま国体で競泳の会場になったプール。施設面や大会運営が日本水泳連盟から高い評価を受け、今回の日本代表合宿につながった。
来和するのは選手9人とコーチ、スタッフら7人。男子では、ロンドン五輪で200㍍背泳ぎの銀メダルなど3つのメダルを獲得した入江陵介選手、北京、ロンドンと2大会連続で200㍍バタフライ3位に入った松田丈志選手、女子ではロンドンの200㍍平泳ぎ銀メダリスト、鈴木聡美選手ら、リオでもメダル獲得が期待される選手が多い。11日(土)、12日(日)にはこのプールで開かれる県選手権に出場する予定。
練習公開日時は次の通り。7日(火)午後3時半〜6時半▽8日(水)午後3時〜5時半▽9日(木)午後5時〜7時半▽10日(金)午後5時〜7時半。詳細は県スポーツ課(073・441・3690)。
写真=昨年のわかやま国体が評価され五輪選手の合宿が実現(県水泳連盟提供)
(ニュース和歌山2016年5月25日号掲載)