パソコンやスマートフォンなどで閲覧できる画像共有サービス「インスタグラム」を活用し、友ヶ島の魅力を広く発信しようと、県は友ヶ島で撮影した写真をもとにしたビューマップづくりに乗り出した。現在、マップに使う写真を募っている。
近年、友ヶ島は「ジブリアニメ『天空の城ラピュタ』の世界観に似ている」とインターネットで広まり、アニメキャラクターにふんした撮影がひんぱんに行われるほか、4月には「インスタミート」と呼ばれるインスタグラム愛好者の撮影会も行われた。
投稿は島をA~Eの5エリアに分け、広い島内のどこで撮影したか分かるよう、「ハッシュタグ」と言われる項目を付けて行う。募集開始から1ヵ月、風景や建物、植物を撮影したものが集まっている。中にはきいちゃんのぬいぐるみ、アニメのフィギュアを合わせたアート的な作品やスナップ写真も。
県観光振興課は「Dエリアには人気の第3砲台跡(写真)、Eエリアには昨年、登録有形文化財になった灯台があります。様々な見どころを自由な目線で切り取り、訪れた記念に投稿してもらいたい」と呼びかけている。
募集は9月30日までで、マップは10月中旬に発表。詳細は同課インスタグラム(NAGOMI_WAKAYAMA_TOURISM)。
(ニュース和歌山2016年6月4日号掲載)