障害者の生活や就労を支援するウイズ(和歌山市和田)の利用者20人が2日、隣接する水田で田植えを行った(写真)。
今年9月で開設10周年を迎えるウイズは10代~50代の40人が通所。田植えは5年目で、5月にもみまきをし、毎日欠かさず水やりして育てた苗を丁寧に手で植えた。9月末に収穫し、給食に使うほか、一部は和歌山市役所の授産品販売会に出品する。
岩渕拓也事務長は「秋の収穫祭でおにぎりを食べるのを皆楽しみにしています。土いじりは精神的にもいやされます」と目を細めていた。
(2016年6月11日号掲載)