和歌山県立自然博物館(海南市船尾)は7月16日(土)〜8月31日(水)に特別展「泳ぐカメ〜ウミガメのふるさと和歌山」を開く。

160709_kame みなべや串本などの海岸で毎年、アカウミガメが産卵する和歌山。今展は、水中での生活に適応した泳ぐカメ14種22点を展示する。アカウミガメ、アオウミガメ、スッポンなど一生のほとんどを水中で過ごすカメや、ニホンイシガメ、ワニガメといった水辺にすむカメ、乾燥地帯で暮らすアルダブラゾウガメを紹介する。また、カメの脚の進化や、和歌山に上陸するアカウミガメの現状をパネルで解説。産卵の様子を映した映像も流す。来館者にオリジナルペーパークラフトをプレゼント。

 午前9時半〜午後5時。月曜休館。入館料470円、高校生以下と65歳以上無料。同館(073・483・1777)。

(ニュース和歌山2016年7月9日号掲載)