一升瓶ケースでキャベツって、できるの? 一升瓶が6本入るプラスチックケースで野菜を作る和歌山市田中町の林嘉壽雄さんが、会長を務める祝砲酒造の敷地で、まちなか家庭菜園FGPC(ファミリー・ガーデン・プラント・クラブ)として貸し出しを始めた。ケースは深さ40㌢以上あり、一般的なプランターより土を多く入れられる。「大ぶりの野菜作りや、隣の影響を受けにくいため有
機栽培も可能」と話す。
40年前から同市鳴神の畑で、10年前からは一升瓶ケースで野菜を作ってきた。肥料会社の運営に携わった経験を生かし、土の配合や水の管理などを指導する。「自分で食糧をまかなうこと、旬の野菜を食べることの大切さを伝えたい」と描く。
6ケースで月1500円。希望者は林さん(073・424・2465)。
(2016年7月16日号掲載)