台湾各地で毎晩開かれる夜店の集まり「夜市(よいち)」を開いて和歌山を盛り上げようと、和歌山日台交流協会は9月4日(日)、和歌山市東長町の七曲市場で「わかやま夜市」を実施する。木村孝誠会長は「台湾と言えば夜市の熱気。食はもちろん、ステージ、出し物、映像と台湾づくしを楽しんで」と呼びかける。
同協会は台湾好きの有志が2013年に発足させ、語学講座や台湾茶教室、留学生との交流会を行ってきた。今回は、和歌山に急増する外国人観光客や地元民が集まってにぎわう場として、夕方から深夜にかけて飲食を中心に衣料品、雑貨の店が通りにひしめく台湾の夜市を再現する。
七曲市場内に30店以上の屋台が集結し、大阪の有名店によるちまきや水餃子など本場の台湾料理が楽しめる。また、赤いちょうちんが街並みを彩る観光地、九份(きゅうふん)をイメージし、200個の灯りで演出するほか、台湾の神様「三太子」の出し物も登場する。
午後3時~10時。詳細は同協会HP。
また、和歌山市主催で関連イベントが開かれる。台湾の夕べ=9月1日(木)午後7時、和歌の浦アートキューブ。台湾のドキュメンタリー上映▽一青妙(ひととたえ)講演会=5日(月)午前10時、市民会館。エッセイストの一青さんが「新しい台湾を発見しよう~台南と台東」と題し話す。いずれも無料だが要整理券。市国際交流課(073・435・1010)。
(ニュース和歌山2016年8月24日号掲載)