江戸末期に全身麻酔による外科手術を世界で初めて成功させた紀の川市出身の華岡青洲。10月1日(土)午後2時、和歌山市西高松の松下会館でフォーラム「華岡青洲とその門人たち」が開かれる。和歌山地域図書館協議会主催。
青洲顕彰会の池田章さんが「医聖華岡青洲とその生涯」、和歌山市立博物館の髙橋克伸元副館長が「門人からみた春林軒における青洲の医療」と題し話す。無料。県立医大図書館(073・441・0787)。
県立図書館では、同日まで青洲コーナーを設け、乳がんの治験例を門人の大野精堂がまとめた『青洲翁治験録』など約60冊を紹介(写真)。青洲が考案したメスのレプリカも展示している。