和歌山城で人気の貸衣装体験に、新たな衣装が仲間入りする。25日(日)から来年3月末まで、お殿様、お姫様、腰元と呼ばれる侍女、侍の4種類が加わる。
今年6月から忍者と浴衣の衣装を日曜のみ貸し出しており、これまで、外国人観光客100人を含む、約300人が利用した。「忍者になった気分を味わえる」「お城の観光をより楽しめた」と好評で、徳川吉宗将軍就任300周年記念事業の一環として、4種類を追加する。
お殿様は紋付きはかま、お姫様は着物に色打ち掛けをはおり、かつらをかぶる。腰元は帯付きの着物で、侍は肩が張った時代劇さながらの衣装。和歌山城整備企画課の竹内駿さんは「どれも本格的な衣装や小道具をそろえました。衣装を来てお城を散策しながら江戸時代に思いをはせて」と呼びかけている。
貸し出しは、わかやま歴史館南側芝生広場で毎週土日と祝日の午前11時〜午後4時。12月25日(日)、31日(土)〜1月2日(月)は休み。無料。事前申し込みが必要。希望者は城プロジェクト(073・460・3653)。
9月25日午前11時、同広場でお披露目会を開催。また、11時〜午後2時、和歌山市を拠点に活躍するアーティスト、オールディーズやパピヨンのほか、和歌山琴美会による演奏がある。詳細は同課(同435・1044)。
写真=左から腰元、お殿様、吉宗くん、お姫様
(ニュース和歌山2016年9月17日号掲載)