元タカラジェンヌによる宝塚レビューチャリティーショー「レビュー・オブ・ザ・ドリーム」が2017年2月5日(日)、 紀の川市粉河の粉河ふるさとセンターで開かれる。第2部のミュージカルで元宝塚歌劇団団員とともに舞台に立つ子どもを募集中。主催する那賀ライオンズクラブの山田正彦会長は「和歌山で宝塚のようなショーが見られ、プロから指導を受けられるチャンス。本物にふれ、子どもたちが夢を見つける第一歩にしてもらいたい」を力を込める。
和歌山の子どもたちが幼いころから芸術にふれ、舞台で自分を表現する楽しさを実感してもらおうと、りら創造芸術高校の協力を得て企画。大阪を拠点に活躍するダンスアートカンパニーALCAのステージと、一般出演者を交えた創作ミュージカル『ぼくと王子さま』、元タカラジェンヌ5人(写真)によるショーの3部構成だ。
2部のミュージカルは童話『星の王子さま』をモチーフにしたオリジナル作品。劇団四季の『キャッツ』に出た天翔(あまと)りいらさんや、飛河(ひゅうが)蘭さんら元宝塚の劇団員も出演する。オーディション合格者は12月〜1月、プロから演技と歌の指導を受けながら、舞台をつくる。
協力する同校の山上範子校長は「得意、不得意関係なく、歌や踊りが好きな子ならだれでも挑戦してほしい。好きなことに本気で取り組むことで、自分の可能性に気づいて」。天翔さんは「自分を表現する過程で自分としっかり向き合えば心の成長につながる。人と人をつなぎ、素敵な世界をつくり出して行く舞台の空気を感じとってもらいたい」と呼びかける。
体験ワークショップを11月20日(日)に開催。小4〜高3対象。飛河さんらを講師に、歌とダンス、演技を練習。無料。オーディションは27日(日)。小4〜中学生の部と高校生以上の部がある。いずれも午後1時半、海南市船尾の海南スポーツセンター。応募は所定用紙で。14日締め切り。同校(073・497・9111)。
2月のショーは午後1時と5時。2000円、高校生以下1000円。同クラブ(0736・79
・4404)。
(ニュース和歌山2016年10月29日号掲載)