キリンビールは和歌山の風土や食文化について地元の人と語り合いながら造った「一番搾り 和歌山に乾杯」を6月6日に発売した。うまみと酸味が調和し、柑橘系の香りを感じさせるビールで、同社和歌山支店の見澤保規支店長は「つれもて楽しめるええ塩梅(あんばい)の一番搾りができました。ビールを通し、地元和歌山を応援してもらえれば」と願っている。
発売日には、ビール完成に向けて開かれたワークショップの参加者らが和歌山市内のバーに集まり、できたばかりの「和歌山に乾杯」で乾杯した(写真)。メンバーの一人で和歌山県庁職員の堺田章さんは「4月の初仕込み式にも参加し、今日の発売日を迎えられ最高にうれしい。(和歌山ならではの視点で県が選定する)プレミア和歌山の食材と一緒に味わい、和歌山県の魅力を感じながら飲んでほしいですね」。
350㍉缶、500㍉缶、500㍉ビンがある。同支店(073・432・8238)。
6月24日(土)には電車の窓から和歌山の風景を楽しみながら、このビールを味わう「和歌山に乾杯」号を運行。午前11時40分~午後4時55分にJR和歌山駅と紀伊田辺駅を往復する。弁当、ビール4缶付き3500円。希望者は日本旅行TiS和歌山支店(073・436・1388)。21日締め切りだが先着100人。
(ニュース和歌山/2017年6月17日更新)