日本拳法総合選手権大会が9月24日、大阪市で開かれ、海南拳友会に所属する2選手が表彰台に上がった。中学1年女子の部で横田杏(あん)選手(下津第一中学校)が優勝し、小学1年女子の部で澤村朱璃(じゅり)選手(内海小学校)が3位に入った。
横田選手は、得意とする胴蹴りを全国の強豪選手にマークされる中、初戦、2回戦と1─0で競り勝つと、準決勝、決勝は同点で判定にもつれながらも勝利。接戦をものにし頂点に立った。
決勝は先制されたが、ひそかに磨いてきた面蹴りを決めて追いついた。この大会は小学2年、4年と2度、頂点に立っており、3度目の優勝。「来年はまだしたことのない連覇が目標。判定まで行かず、気持ちよく決めます」と目を輝かせる。
一方、幼稚園年中から日本拳法を習う澤村選手は、初めて挑む全国大会の初戦、得意の面突きを2本決めて勝利。続く準決勝で敗れたため、「悔しい3位です。来年は1位を取りたい」と話している。
写真=横田選手(上)と澤村選手
(ニュース和歌山/2017年10月7日更新)