県北部の玄関口目指す


 岩出市根来の道の駅「ねごろ歴史の丘」に12月24日(日)、和歌山県内の土産品を販売し観光情報を発信する新施設がオープンする。同市は「風吹峠、京奈和自動車道と、根来は和歌山の北の玄関口。ここを拠点に岩出の歴史や和歌山の良さを発信したい」と意気込んでいる。

 昨年4月、旧県議会議事堂の移築に合わせ、歴史資料館と土産品店、軽食を食べるスペースが整備された同丘。地元観光協会や商工会らでつくる「ねごろ歴史の丘」観光推進協議会が音楽イベントなどを開き、魅力発信に力を入れている。

 今年4月、国土交通省が認定する道の駅へ県内34番目に登録されたことから、今回新たにトイレと観光発信拠点、土産品店を増設。県内各市町村の観光パンフレットをそろえ、梅干しやしょうゆ、高野豆腐など各地の特産品を販売するコーナーを拡大する。

 午前9時~午後5時。火曜定休。管理事務所(0736・61・1160)。24日は午前10時から根来の子守唄の披露や保育園児による鼓笛隊の演奏、11時から根来鉄砲隊の演武がある。

写真=土産品店や観光発信拠点を増設し、充実を図る