2月11日 ポポロハスマーケットで
ぶらくり丁で2月11日㊐に開かれる毎月恒例のポポロハスマーケットで、和歌山市園部の有功小学校6年2組が、レシピ開発や、メニューに使う野菜の無農薬栽培に取り組んだ特製弁当2種類を販売する。
総合学習の一環として、給食の献立づくりに挑戦した2組。「地域に自分たちが作ったものを発信しよう」と、ポポロハスマーケットへの出店を決めた。
ぶらくり丁のレストラン、石窯ポポロに相談し、自分たちが考えた献立を作ってもらうことに。11月には校庭の畑と同市府中のにこにこのうえんで、弁当に使う野菜を育て始めた。
当日は石窯ポポロの隣で販売するため、店名を「となりのポポロ」とした。オリジナル給食で作った献立や冬休みに考えたメニューを元に、ほうれん草とベーコンのバター炒め、小松菜と水菜のサラダ、小カブの漬け物に、鶏肉の梅酢揚げがメーンの「紅の鶏弁当」と、鮭に春菊で作ったソースを添えた「鮭立ちぬ弁当」が完成した。
宮崎志帆さんは「最初、鮭のソースはバジルだったけど、旬のものを入れたいと春菊にしました。有功小が食育に力を入れていることもみんなに知ってもらえたら」、平井大智くんは「自分で農作業をして大変さが分かりました。1年間の成果を発揮したい」とにっこり。
子どもたちを見守る担任の山八亮祐教諭は「『手作りのマーケットだから自分たちで野菜を作ろう』と、すべて子どもたちが決めました。バランス、彩り、食べやすさにこだわったお弁当ができました」と目を細める。
午前11時から販売。各600円。マーケットは午前11時〜午後4時。ポポロハスマーケットの3周年記念で、午前11時と午後2時から餅まき、菓子まきがある。
(ニュース和歌山/2018年2月10日更新)