採用前にどんな職場なのかを知ることで、就業後のミスマッチをなくそうと、ディップ(本社・東京)は3月5日、運営する総合求人情報サイト「バイトル」に「しごと体験」と「職場見学」応募機能を加えました。

 ニュース和歌山が2009年から提携するディップ。バイトル利用者対象に実施したアンケート調査で、求職者の73%が「応募前にためらった経験がある」と回答しました。また、就業1ヵ月以内に離職した人が21%、6ヵ月以内が51%との結果も出ており、辞めた理由としては「上司・同僚と合わなかった」「職場の雰囲気が合わなかった」が各12%だったのをはじめ、人間関係や職場環境をあげる声が多く聞かれました。

 こうした結果を受け、新設したのが、「しごと体験」と「職場見学」応募機能です。この文字が表示されている企業・店で実際に体験・見学した後、そこで働くかどうかを判断できます。一方、採用側にとっても、定着率向上が期待できます。

(ニュース和歌山/2018年3月24日更新)