世界の強豪と真剣勝負
フットサルの関西リーグ選抜チーム15人に、セットスター和歌山の川本翔一選手と佐藤匠選手が選ばれた。6月3日(日)に宝塚市で行われるローマ選抜戦、さらに7日(木)~10日(日)には神戸市でのフットサルKOBEフェスタに出場し、スペイン・バルセロナのBチームなど世界の強豪と優勝を競う。佐藤選手は「世界のチームを肌で感じられる貴重な機会です。しっかり結果を出して、和歌山のフットサルを盛り上げていくきっかけにします」と目を輝かせる。
和歌山県内のチームで唯一、関西リーグで戦うセットスター。昨年のリーグ戦での活躍から選出された2人のうち、川本選手は身長182㌢のゴレイロ(ゴールキーパー)で、佐藤選手は体の強さを生かし、前線でボールをキープする能力に秀でたピヴォ(フォワード)だ。
対戦するローマ選抜はイタリア代表2人を擁する。KOBEフェスタにはサッカー同様、フットサルでも世界トップクラスの実力を誇るバルセロナのBチームのほか、ラトビアのプロチーム、ニカラスリガなどが参戦。川本選手は「今年、セットスターは選手の半数以上が入れ替わりました。若返った新たなチームに、世界の強豪との対戦で得たことを還元したい」と意気込む。
関西選抜のコーチとして帯同するセットスターの阪下巧監督は「世界の強豪相手となると苦しい時間が長くなると思う。川本には失点をできる限り減らす活躍を期待します。佐藤はサッカーから転向して1年ですが、持ち前の常に前向きな姿勢で、1点でも多くのゴールに貢献してくれれば」とエールを贈る。
宝塚市の市立スポーツセンター総合体育館で行われる6月3日のローマ選抜戦は1200円、小学生以下500円、当日各300円増。KOBEフェスタはグリーンアリーナ神戸が会場で、1000円(当日2000円)、中学生以下500円(同1000円)。
写真=左から佐藤選手、阪下監督、川本選手
(ニュース和歌山/2018年6月2日更新)