台湾の学生 慶風高訪問

 台湾の徐匯(じょかい)高級中学校の生徒21人が6月26日、和歌山市秋月の慶風高校和歌山支援センターを訪れ、日本文化を通じ交流した。

 国内外から教育旅行の誘致を進める和歌山県の取り組みの一環。台湾の中高一貫校、徐匯高級中学校は6月25日〜30日に来日し、関西各地を巡る旅程の中で、「日本の高校生とふれあう機会を」と慶風高校を訪れた。

 交流会では、互いの学校を紹介し合った後、徐匯高級中の生徒たちは折鶴に挑戦。浴衣の試着や茶道も体験した。曽琮翔(ソウ・ソウショウ)さんは「茶せんでお茶をたてるのは思ったより難しかった。抹茶はおいしかったです」とにっこり。

 慶風高3年の米田隼士さんは「今回のように違う国の学生と交流する機会など人生のうちでそうないことなので、とても良い経験になりました」と話していた。

(ニュース和歌山/2018年7月7日更新)