☆…「Art de 絆の道しるべ」と題したイベントが8月26日、海南市を通る熊野街道沿いで開かれた。JR海南駅と黒江の間を気持ちよく散策してもらうため、同市観光協会が企画。小学生~70代のボランティア約30人が集まった。

 ☆…この街道沿いには、かつて多くの人でにぎわった栄通り商店街がある。しかし、今はシャッターを閉めたままの店が目立つ。このシャッターをキャンバスに、和歌山市の漫画家、マエオカテツヤさんとボランティアたちが絵を描いた。

 ☆…完成したのは、菓子の街・海南をPRするキャラクター、海ニャン、大きな地蔵、笑顔のカッパやキツネたち。企画した同協会の古田充司理事は「さびたシャッターが、世代を超えて集まったみんなの愛ある絵でよみがえりました」。

(ニュース和歌山/2018年9月1日更新)