広瀬小学校 校内で稲刈り
和歌山市広瀬中ノ丁の広瀬小学校5年生27人が10月18日、校内で育てた稲を刈り取った。
JA紀の里の協力を得て、昨年、花壇につくった3×4㍍の水田で、稲作に挑戦している。今年は6月にきぬむすめの苗を植え、〝広瀬米〟と名付けて水の管理や虫の観察をしながら生育を見守ってきた。
待ちに待った収穫の日、JA職員に手ほどきを受け、黄金色に実った稲穂をのこぎり鎌でザクザクと刈った。これを丁寧に束ね、「土のにおいがする!」「どんな味するんやろう」と声を弾ませていた。
今後、天日干しをして精米した後、11月に行う農家民泊の際、カレーライスにして味わう。安村真依さん、奈須アンドラさんは「台風が来る度に倒れていないか心配だった。食べてしまうのはもったいない気もするけれど、とても楽しみ」と喜んでいた。
加茂川小学校 下津みかん収穫
海南市下津町小松原の加茂川小学校3年生15人が10月18日、学校近くにあるみかん畑で、オレンジに色づいた極早生みかんの収穫を楽しんだ。
園主の中尾泰之さんから、「目の高さにあるもの、黄色の濃いものを選ぼう」「傷を付けて腐らせないよう気をつけて」とアドバイスを受け、早速みかん選び。「これ、いけるかな」と相談しながら、注意深くハサミでヘタの根元を切り、収穫していった。
取り終えた後、「1日にどれくらいの量を収穫できますか」「どんな気持ちで作っていますか」と質問。「コンテナ30個分取れます。きれいなおいしいみかんができるようにと願いながら作業しています」と聞くと、感心した様子だった。
小上心菜さんは「小さい方がおいしいと聞き、びっくりした」、西岡旺祐くんは「他のみかんを傷付けないよう気をつけて取りました。いろんな種類があることを知れました」と話していた。
(ニュース和歌山/2018年10月27日更新)