妖怪をキーワードにまちを元気にしようと、「妖怪まつり」が11月1日、海南市を中心に始まった。4日には妖怪に見立てたユニークグルメの屋台が並ぶ「妖怪デー」と題したイベントがJR海南駅前で開かれた。
マエオカさんイラスト講座
主催は市民有志でつくる「ふるさともりあげ妖怪」。妖怪デーでは、ニュース和歌山で「妖怪大図鑑」を連載する漫画家、マエオカテツヤさんのイラスト講座も行われた。
マエオカさんは両親をテーマに、見た目や普段の様子から特徴をつかみ、妖怪風に描く方法を伝授した。毎日忙しい母親を腕が4本ある雪女風に仕上げた花本雪乃さん(10)は「手にはスマートフォン、洗剤、メガネなどを持たせました。髪型はうまく描けたと思います」と満足の表情。弟の文弥くん(6)は「妖怪ではカッパとあかなめが好き。きょうはお父さんをカッパみたいに描きました」と笑顔を見せていた。
妖怪まつりは12月25日(火)まで。妖怪スタンプを設置した約30店をめぐるスタンプラリー、温山荘園、うるわし館、黒江ぬりもの館などでのマエオカさん妖怪イラスト展がある。このほか、きょう10日(土)午後6時~9時、妖怪グルメ屋台が海南駅前に並ぶほか、11月24日(土)午後7時から、同市且来の永楽寺で、マエオカさんによるトーク「妖怪百物語」も(高校生以上500円)。
写真=マエオカさん(左)が丁寧に指導した
(ニュース和歌山/2018年11月10日更新)